休暇ってつらい――シン・アスカ頑張った小説。

久しぶりの休暇に喜ぶミネルバ一同。

レイは艦に残り、ルナマリアはショッピング。メイリンはシンの友人ヴィーノとヨウラン達とともに、ショッピングする予定がある。

でも、一人だけ予定がないやつがいた。それは、シンだった。

「たまには艦に残ってゆっくりしたいってのもあったんだけどなー・・・議長に言われると断れないし、レイってなんか説得力あるから反論できないしなー・・・」と考えていた。

するとそこへ艦長がシンの部屋にやってきた。「あっ!艦長!」すばやく敬礼をするシンに。グラディス艦長は言った。

「休暇の時ぐらい、敬礼なんていらないわよ。堅苦しいわねー・・・」と笑いながら言った。すいませんと手を下ろすシン。

「せっかくの休暇なんだから、バイクでひとっ走りしてきたら?ここにすっごいきれいな海あるのよー!昔よく行ったわー・・・」と懐かしげに語る艦長にシンは言った。

「そうなですか」とあっさり返す。「ま、とにかく行ってみなさい!楽しんできてね!」と言い残して、艦長は部屋から出て行った。

「艦長に進められちゃー・・・行かないとな;」と少し愚痴にも聞こえるが、バイクに乗り込み、艦長の言っていた海へ向かった。

―――久しぶりに艦長の言った事が信じられたかもしれない。と思っているシン。

そこは確かに海がきれいで、潮の匂いにさそわれて、泳ぎたくなるくらいに――

「ん?」とシンが何かに気づく・・・歌声だ。誰かが歌っている。「ららーららー♪」と楽しそうに歌っている。女性のようだ。

シンが楽しそうだなーと思ってみていたら、突然悲鳴が聞こえた。彼女はどうやら海へ落ちたようだ。

「やべっ!落ちた?!」と焦っているシン。周りを見回しても、誰もいない。俺が助けなきゃ!誰がやるんだ!と思い、シンは急いで服を脱いで、飛び込んだ。

すると、彼女は普通に泳いでいた。「あれ?泳げるんだ・・・」なんて思いながらも、とりあえず「大丈夫ですか?」と声をかけてみる。シンの言葉にびっくりして、逃げてしまった。

「えっ?!ちょ、ちょっとまって!」シンは追っかけていった。すると彼女はとまり、シンにこういった。「元気だった?全然会えなくてごめんね。仕事がたくさんあったんだ」と男の声がした。

――まさか。とは思ったけどそんなはずはない。とシンは心の中で否定し続けた。「なんであんたがここにいるんだ?!キラさん!」・・・なんとキラ・ヤマトであった。

「だって・・・全然君と話してなかったから、君が寂しがってるんじゃないかなって思って・・・寂しかっただろ?よしよし。」とシンの頭をなでるキラ。

「いーかげんにしてください!だいたいこんなやりかたしなくても、俺の携帯の番号知ってるくせに!とにかく!こっからでますよ!」とキレながらいうシン。

「でも、こっから泳げるわけないよね。君の体力は持つかもしれないけど、僕の体力では・・・無理」となみだ目になっているキラにシンはあきれた顔をして

「わかりましたよ!エマージェンシー出しますから!ちょっとまっててください!」とネックレスを半分に割り、ミネルバにエマージェンシーを送った。

それから1時間後・・・ミネルバから助けがきた。「なんで休暇中にエマージェンシーなんかだすんだ!お前は・・・まぁシンだからいいけどな(照」とにやけながら言うアスラン。

「隊長!もっとはやくきてほしかったですー!」とアスランに泣きつくシン。「ん?どうした?シン?何泣いてるんだ?」と不思議そうに声を掛けるアスラン。

「やぁ、アスラン。元気だった?カガリ?カガリはすっごく元気だよ。」とキラが後ろから声をかけた。「キ、キラ?!なんでお前が?」と聞く。

「この人が、わざわざ女装して、俺と一日過ごすとかバカな事言い出して・・俺・・・俺・・・!」と涙ぐみながらも話すシン。

「あー!もう喋るな、シン。・・・キラ。とりあえず今日は帰れ。それで、今日お前にメールするから。そしたら明日の事を決めよう。」とにやけているアスラン。

「そうだね。頼むよアスラン。明日はいよいよSITを発動するんだね!(S=シン I=いじめて T=楽しむ)」とこっちもにやけている。

「くそっ!こうなったら・・・!」とシンが何かをやろうとした。

――まずミネルバに電話を入れた。「こちら、ザフト軍艦ミネルってシン?!どうしたの?海がきれい過ぎてエマージェンシー出した?」と艦長がでた。

「違います!早くこの海、タンホイザーで討ち負かしてください!」と必死に言うシン。だが、艦長は

「なにいってんのよ!そこは私の思いでの場所よ?やるわけないじゃない!」と返した。「今やらないとこいつらまたいつくるか!お願いします!早く!でないとって・・・ギャー!ヤメロッ!コラァ!さわんなっ!」

いかにも戦闘が起きてるように感じた艦長は「アーサー!ミネルバ発進させるわよ!場所は、海!ここから一番近い海!いいわね!」と急いで艦長席に座り、ミネルバを発進させた。

「タンホイザー起動。目標・・・(悲しいけど)海!」となみだ目で言った。「えぇ?!あそこ討つんですか!?」とアーサーが聞き返す。

「しょうがないでしょっ!でないと、シンが!」と焦る艦長。

「あぁ・・・もうだめだ。俺・・・ホントはアニメでステラと会うはずなのに・・・ステラの格好したキラかよ・・・信じられねー・・・。助けて、マユ・・・」と心の中で叫ぶ。

だが、今度は本気で叫んだ。「もう・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあー!」と。

「早く討ちなさい!早く!」とまだ焦っている艦長。「質力低下・・・セーフティー解除。発射可能です。」とオペレーター。

「よしっ!討てー!」とアーサー。

その後は、これを読んでくださった方の想像にお任せします。〜END〜