シン・アスカ:史上最悪(?)の誕生日

朝8時起床。めざまし時計がうるさいと感じるシンだが、それ以上にうるさいものを近くにまとっている。

それは、キラとアスラン。二人ともオーブ軍だが、初めて見たときからシンに惹かれていたという。

シンがベットから体を起こすと、「シィィィィィ〜ン!寒かったか?大丈夫かぁ?!」とアスランが叫ぶ。

「朝っぱらからうるさいですよ!ていうか、なんでここにいるんですか?!昨日かえるって言ってたじゃないですか!」とキレながらも聞いてみる。でも答えはわかっていた。

「確かに帰るといった。だがどうしても帰れない理由があるんだ。それはな・・・まず一つ!モビルスーツがないんだ。オーブに来る途中でグフ爆産したし、その後は船できたからさ♪」と笑顔で話した。

「モビルスーツだったら貸しますから帰ってください。」とはっきり言ったシン。でもアスランは「まだ二つ目の理由を話してない。」とアスランは真剣な顔で言った。

「なんです?(真剣な顔されても、ろくな理由ないだろーなー・・・」と嫌そうに聞き返す。「実は、シン!今日はお前の誕生日だろう!だからこのハロをプレゼントしようと思って・・・どうだシン!素晴らしいハロだろう!」

と自慢げそうにハロを差し出すアスラン。でもシンは嬉しくなかった。ハロは好きだがハロの体に「シンLOVE」なんて書かれてたら絶対もらいたくない。

「どうだ?素晴らしすぎて声もでないか?そーかそーか!さぁ、俺の胸でないてくれっ!シン!」と言った時だった。シンは背中に寒気を感じた。「まさかなぁ・・・」と思って恐る恐る振り返ると

「ちょっ、アスラン、マジキモイ。君それでシンを喜ばせた気でいるの?やっぱりバカだね。だからみんなにハゲって言われるんだよ。」・・・アスランの親友(?)のキラだった。

「さてと、アスランはおいといて!シン、君にプレゼントをもってきたよ!さ、どうぞ。受け取って!」とにっこり笑顔で差し出すキラ。でもシンは嬉しくなかった。

普通のトリィだったらまだしも、シンにプレゼントするために用意したからってさっきと同じようにトリィの体に「シンイズマイハニー」なんてかかれたらさっきのよりもらいたくない。

シンは思った。朝っぱらから目覚まし時計よりもうるさいモーニングコール。誕生日のプレゼントはシンLOVEとかかれたハロ。それからシンイズマイハニーとかかれたトリィ。

もう嫌がらせとしか言いようがなくなったシンは「いーかげんにしろよっ!今何時だと思ってんだよ!だいたいなー・・・こんなプレゼントもらって誰が喜ぶかよ!」と激怒した。

シンの言葉にキラとアスランは「誰が喜ぶかって・・・シン!お前(君)だぞ(よ)?」とあっさり帰ってきた。「俺は最初から喜んでないって!嫌がらせもいいかげんにしろー!」と言って部屋から出てってしまった。

キラとアスランは何でシンが怒ってるかなんか知らず、次のシンアタック作戦を考えていた。そのころシンは外にでて、トレーニングをしていた。「ちくしょぉぉぉぉぉぉ!俺の誕生日台無しだよ!ったく・・・」とキレながら

次々にでてくる的を、撃っていた。少し休憩してからまた銃を構えたときだった。後ろからキラとアスランがみんなをつれてやってきた。

キラとアスランが「シン!さっきは悪かったな。別に悪気があってやってたわけじゃないんだ。そこから動く気になったら休憩所にこいよ、いいな!」と告げると二人は素直に引き下がっていった。

いつもだったら抱きついたりするのになー・・・と思いながらも休憩所へ向かうシン。「なんかあんのかなー?まさか俺怒られる?さっきうるさかったから?俺のせいじゃないんだけどなー」とつぶやきながら

歩いていたらあっという間に到着。自動ドアの前に立って、ドアが開いた。するとみんながいっせいにクラッカーを鳴らした。あたりを見回すと部屋の中心には大きなケーキがおいてあった。ちゃんとろうそくも年齢の数だけ立ててある。

「さぁシン!一気にふきとばしなさいっ!」と艦長が言った。艦長の願いどおりにはいかなかったが、2・3本残して消えた。残りのろうそくを消して、電気をつけた。するとそこは、いつもの休憩所とは違い

素晴らしいパーティー会場になっていた。「昨日帰らなかった本当の理由は、パーティ会場を作ってたからだ。艦長やルナマリア、それにレイまでやってくれた。」と語るアスラン。

「俺、こんな誕生日初めてです。ありがとうございました!艦長と、ルナ!それから・・・ありがとうレイ。」と笑顔で言ったシン。「おぃぃぃぃぃ?!シン俺は?俺は?」と聞き返すアスランだったが、シンはケーキの方に走っていった。

「じゃじゃーん!今日はシンにこれをきてもらいまぁす!いつも軍服じゃつまんないでしょ?」とルナマリアが徹夜して作ってくれた洋服をもらった。シンは洋服なんて嬉しいなー!と思いたかったが、そうは思えない服だった。

「おい!ルナァ!なんだよこれはっ!軍服じゃつまんないったって、これも軍服じゃないかよー!」シンが着ていたのは、ザフト軍の女性用赤服だった。「似合う似合う!ねっ♪アスランさんとキラさん(笑」とルナマリアが言ったが、

ルナマリアの言葉なんか聞かず、シンにとびついていった。「シン!やっぱり君は僕のハニーだよー♪」とキラ。「俺やっぱりココ残るー!シンのその姿を見たらかえるに帰れなくなったぁ〜♪シィィィィィン!!!一緒にハロを作ろう!」

さっきまではいい人って思ってたけど、やっぱあいつらは・・・あいつらだ。そう思うシンであった。「あぁ・・・もうだめだ・・・マユ・・・父さん・・・母さん・・・俺はもうだめだ。もう・・・逃げよう。」こころの中で誓ったシンは、

自分の軍服を持って、自分のロッカーに行きパイロットスーツに着替え、コアスプレンダーで逃げていった。目的地?もちろん・・・ですよ。 〜END〜

〜あとがき〜

いやいやー・・・自分でもよくがんばりましたよ。ここまで!でも内容が・・・スイマセン;ギャグなんだか・・・よくわかりませんね;

ここのサイトはじめる前から書いてたんで、やっとアップできて嬉しいです。

でも内容が・・・シンアスキラ好きな人申し訳ないです;

今度は、きっと連合軍でてきますw地球連合すきなんですもん♪+蒼乃+


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